日記:「くまモンといっしょにストレッチ」の絵について

平成28年4月14日以降に発生した、熊本県を中心とする地震により亡くなられた方々に
謹んでお悔やみを申し上げますとともに、
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

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普段、ニュースに関わるお仕事をさせていただいているので
木曜日の地震発生以降、夜中に飛び起きて対応したり、しばらく忙しかったのですが、
4/20になってやっと、何もしない今日お休みをとりました。
身体は(悔しいぐらいに)丈夫なので、あと1日2日ぐらいは働けるはずだったのですが、
ふと、震災のニュースをみてぼーっと無気力になる時間が増えたことに気づいたので、お休みを取ることにしました。

休んだ日に「必ずやろう!」と思っていたのは、
とにかく何も考えずに、ゆるく楽しい絵を描くことです。

ちょうどこの時期、くまモンを用いた応援イラストなどがタイムラインに多く流れてきました。

(私も描いてみよかなぁ)

そんなこと考えながらぼんやりと見ていた朝のテレビでは、
どの局でも「エコノミークラス症候群」の深刻さを伝える番組が
ほとんどだったのを覚えています。

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昼過ぎ、ペンを取りました。
くまモンはとても描きやすいフォルムなので、何も考えずに描き始められました。
が、描き進める中で次第に「描くならば、少しは役立つ絵にしたいな」と思い始めました。

で、なにがいま一番役立つものなんだろうと考えてみたのですが、
私のように、アタマや気持ちが疲れてしまった人に、
優しく寄り添うような存在なのかなと気づきました。

長期化しはじめた避難生活で精神的・身体的な負担がかかり、
多くの人が体調を崩したり気持ちが不安定になっているのであれば、
それをケアできたらいいな、と。

例えば、いろんな情報を見ると、エコノミークラス症候群の予防策って
新聞やお役所の資料の中に掲載するせいか、わりと堅苦しい文言とイラストで描かれているようです。
保険とか体育の教科書に載っている、全く情緒にはたらきかけてこない感じです。ついつい落書きしたくなるような。
この体操を、義務的にやりなさい、と言われているような、そんな印象。
自分だったらちょっといやになっちゃいますよね。

そこから「くまモンといっしょにストレッチ」という案を思いつきました。
くまモンと一緒に、エコノミークラス症候群を予防するストレッチをできるガイド。
小さなお子様とお母さんのコミュニケーションツールになれるぐらいのゆるさで、
わかりやすくて、単純で、楽しいもの。

あと、あえて短足のくまモンに、わざと足のストレッチをさせるっていうのも狙ってみました。
正直あの御御足ではストレッチできるわけがないのですが、やらせてみる。
そういうところでクスッと笑ってもらえたらそれはそれは本望です。

それでできたのがこちらです。

夕方ぐらいには完成して、アップできました。
そしたらどんどんシェアが続いて。
たまたま見つけてくださったBuzzFeedJapanのアカウントが拾ってくださり
さらに拡散を加速させてくださいました。

いつもはシェアとかいいね!をされると、なんだか申し訳ない思いでいっぱいになりますが、
今回はいろんな人に届いて欲しいので胸を張って喜びます。
くまモンファンのみなさま、そして熊本・大分のみなさま、届いていますか?
楽しく、和やかに、体をケアしてくださいね。
落ち着いた頃に必ずサポートしに向かいますからね。

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最後、こんな感じで締めてみたのですが、もうひとつたりなかったかも。
相手に「想像させる」こともわたしがやりたい仕事です。
誰かが遠くに住む人のことを思いやったり、まだ見ぬ世界に思いをはせる。
それってとても楽しくないですか
そんなことができる企画職、また作家として、日々精進していきたいと思います。

[参考]
くまモンオフィシャルサイト|くまモンのイラストの支援活動等への利用について
厚生労働省|深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防について
[SpecialThanks]
http://mini-design.jp/font/mini-wakuwaku.html (フォントを使用させていただきました)


2016.5.7追記

エコノミー症候群、発症するのは車中泊だけではない 東日本大震災の教訓に学ぶ|BuzzFeedJapan(記事本文中に紹介していただきました)

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